国本陸が直接再戦で可児栄樹に5回TKO勝ち　ミドル級の高額賞金トーナメント

可児栄樹（右）に左ボディーを打ち込む国本陸
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　英興行大手マッチルーム、NSN、楽天チケットによるプロボクシングのミドル級8人制トーナメント「PRIZE　FIGHTER（プライズファイター）」が15日、大阪府吹田市の大和アリーナで開幕した。

　1回戦（準々決勝）第4試合は戦績11勝（5KO）1敗で日本＆WBOアジアパシフィック（AP）ミドル級王者の国本陸（27＝六島）が、戦績8勝（4KO）4敗3分けの可児栄樹（22＝T＆T）に5回1分6秒、TKO勝ち。今年3月末の2冠防衛戦で可児を6回TKOで下している国本がこの日も序盤から左ボディー、右ストレートを主体に攻めた。4回に右ボディーを効かせるなど終始、圧倒した。

　準決勝で国本は、元日本＆東洋太平洋王者の竹迫司登（33＝ワールドスポーツ）と対戦する。

　1回戦、準決勝、決勝の3試合に勝てば計100万ドル（約1億5700万円）の高額ファイトマネーを獲得できる。世界戦を超えると言ってもいい、選手にとっては夢のような大会だ。