アンタッチャブル川島郭志氏が「井上尚弥―タパレス戦」を予想「日本人にはいない構えから…」

練習を打ち上げた井上（左は大橋会長、大橋ジム提供）
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　アンタッチャブルの異名を持つ元WBC世界スーパーフライ級王者の川島郭志氏（53）が具志堅用高氏のYouTube「ネクストチャレンジ」に出演。世界一の防御を誇る川島氏が26日の世界スーパーバンタム級4団体統一戦を予想した。

　井上尚弥（大橋）にとっては2階級連続の4団体統一戦だが、川島氏は前回のフルトン戦での変化を指摘した。

　「フルトンが（井上の）パンチを恐れずしっかり戦いに来たのは事実。バンタムまでは相手が恐れて動き回る展開が多かったが、スーパーバンタムに上げると相手も負けられない」

　だが、フルトン戦は結果的に「パワーの差が出た」と解説した。

　今回のタパレスは「日本人にはいない左脚（後ろ脚）に体重を乗せて深く構える。そこからいきなりの左ストレートを打ってくる。それをみんなもらう」と、少し変則なタイプと説明した。

　ただ、具志堅氏は「彼（井上）の苦手なタイプが分からない。サウスポーにも強い」とし、試合を「10ラウンド以内のKO」と予想。10ラウンドにしたのは「少しでも長く見たいから」と明かした。

　タパレスの強さを認める川島氏も「中盤に倒すかな」と井上のKO勝利を予想した。