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平岡アンディ余裕の6回TKO 大舞台で「ワクワクして長くやりたいなと思って」デビュー20連勝

[ 2022年6月7日 21:49 ]

<平岡アンディ・赤岩俊>6R、ラッシュする平岡(撮影・長久保 豊) 
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 プロボクシング日本スーパーライト級タイトルマッチ10回戦は7日、さいたまスーパーアリーナで行われ、王者・平岡アンディ(25=大橋)が赤岩俊(29=マナベ)に6回TKO勝ち。デビューから20戦無敗で2度目の防衛に成功した。

 余裕の勝利だった。「あれだけの人数の中で試合するのは初めてだったので凄くワクワクして、できるだけ長くやりたいなと思って」。1回から左アッパーでダウンを奪うなど優位に試合を進め、6回に右アッパーからの連打で仕留めた。赤岩に右ストレートを打たれても挑発するようなステップで効いてないアピール。「盛り上がる試合ができれば」と憧れの大舞台を楽しんだ。
 セコンドを務めた父・コジョ氏は「30点」と厳しい評価。試合後には「スパーでやっていることが出てない」と“公開説教”のような場面もあった。3回終了時に「早く倒してくれ」と指示するも「もっとやらせてくれ」と返答された。いつでも倒せるという平岡の自信の表れでもあった。

 今後は「決まった時にワクワクする相手とやりたい。強豪と戦っていけばもっと自分の力を発揮できる。世界チャンピオンになりたい」とさらに上への挑戦を見据えた。

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2022年6月7日のニュース