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ドネア 決戦まで紳士的態度崩さず「超燃えている。楽しみ。最高の自分を見せるよ」

[ 2022年6月7日 05:30 ]

WBA・WBC・IBF世界バンタム級王座統一戦   WBAスーパー&IBF王者・井上尚弥《12回戦》WBC王者ノニト・ドネア ( 2022年6月7日    さいたまスーパーアリーナ )

にらみ合う井上(左)とドネア(撮影・郡司 修)
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 リラックスした表情で計量に臨んだドネアはリミットの100グラムアンダーでパス。井上とにらみ合う「フェースオフ」も一礼して紳士的に終わらせ、「リング外で彼が何を言っても、どう見えても関係ない。気になるのはリングの中にいる井上だけ」と話した。

 2年7カ月前に井上に敗れたあと、21年5月にWBC王座を獲得し、同年12月には指名試合もクリア。いずれも4回KO勝ちで“フィリピーノ・フラッシュ(フィリピンの閃光=せんこう)”健在を示した。井上を苦しめたことで「新たな欲が生まれた」と明かし、自身が達成していない4団体王座統一に目標を定めた。

 グローブは井上のレイジェス社製に対し、通気性や耐久性に優れるとされる米エバーラスト社製を使用する。「超燃えている。ずっと楽しみにしていた試合だ。最高の自分を見せるよ」。伝説を終わらせるつもりはない。

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2022年6月7日のニュース