【立川競輪 F2 2日目】スーパールーキー森田一郎 特別昇班へ「ここでつまずいてはいられない」

[ 2024年8月31日 15:03 ]

<立川競輪場>特別昇班に王手をかけた森田一郎
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 立川競輪場で31日、F2ガールズ戦の2日目が行われた。5Rチャレンジ準決勝では125期の卒記チャンプ森田一郎(23=埼玉・125期)が完勝し、特別昇班に王手をかけた。

 世代ナンバーワンの森田が力を示している。準決勝は番手が並走になると、ペースで駆けながら楽々押し切り。2着に8車身差をつけた初日のような派手さはなかったが、4コーナーからの踏み直しだけで後ろを2車身離して見せた。森田は「ラインで出切れるように仕掛けて、締め込みながら出たけど…。まだまだ勉強不足ですね」とラインで決まらなかったことを悔やんだ。

 今回は前検日から「デビューしてから1番の出来」と自信をのぞかせていた。準決後も「9月の全日本選手権(9月6~9日、伊豆ベロドローム)に向けて仕上げているので、調子はいい。そこで結果を出さないと、ナショナルチームをクビになってしまう。人生で一番結果を出したい。ロス五輪も目指しているし、まずはそこにいられないと。ナショナルチームでの練習は強くなれる実感もあるし、結果を出さないといけない。なのでスッキリして(全日本選手権へ)向かいたいんです。ここでつまずいてはいられない」と強気も強気に話した。

 まして決勝には本デビュー戦の決勝で敗れた岡部陸斗もいる。「やり返します」と負けん気の塊の超新星。全日本選手権に向けても、圧倒的なスピードでチャレンジ卒業を決めてくれるはずだ。

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