【まるがめボート SG第70回メモリアル】大外から準優制した馬場貴也 代名詞の3号艇で連覇に挑戦

[ 2024年8月31日 22:13 ]

得意の3コースからVを狙う馬場貴也
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 <まるがめ1日12R優勝戦>まるがめSG「第70回ボートレースメモリアル」は31日、9~11Rで準優勝戦が行われた。準優勝戦3レースで2着以内に入った6選手により、9月1日の12Rで優勝戦が行われる。

 準優勝戦は波乱の幕開けとなった。9Rは3号艇の森高一真がインコースに入り、スタート展示とは進入から一変。かたやインを奪われた1号艇・峰竜太は2コースから強引にジカ捲りを狙った。内2艇が激しく競る1コーナーで先頭に躍り出たのは6号艇の馬場貴也(40=滋賀)。メモリアル前年度覇者が最内を鋭く差して抜け出した。

 6万舟券を演出した馬場は「宮地(元輝)君が攻めて行ったので最内だけ狙っていた。(ターン)初動でハンドルを切るときに展開がありそうだと思った」とニヤリ。一方で連覇には「1%の可能性が10%になったくらいじゃないですか」と笑い飛ばした。

 準優勝戦9Rは同期の岡祐臣からもらったアドバイスを参考にしてチルト0・5度。「展示タイムが出ていたので伸びは良くなったかもしれない。でも、道中は回転不足で乗りづらかった。優勝戦はバランスを取って行きたい」。結果は出たが、最終日は4日目までのチルトを下げる調整に戻す構えだ。

 優勝戦は3号艇。「自分もそうだけど、ファンの方も僕に3コースの印象を持っていると思う。展開次第にはなるけど3号艇らしいレースをしたい」。馬場の代名詞“3コース捲り差し”で史上4人目のメモリアル連覇を狙う。

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