【まるがめボート SGボートレースメモリアル】秋山敏夫の“イイ値”は西山貴浩 足もトークも◎

[ 2024年8月31日 04:30 ]

勢いに乗ってきた西山貴浩
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 ボートレースまるがめのSG「第70回ボートレースメモリアル」は勝負の5日目を迎える。秋山敏夫記者の「イイ値!このレーサー」は西山貴浩だ。

 オカの上でのエンターテイナー・西山は水面の上でも躍動した。準優勝負駆けだった4日目5R、カド4コースからトップスタートを決めて角度良く捲り差し。インで残した中島との競り合いは2周1マークまで続いたが、ここで中島を全速戦でねじ伏せた。このファインプレーには自画自賛だ。

 「2の1(2周1マーク)はうまかったわ~。音を消して差しと見せかけて握り直し。デーブイデー(DVD)に焼いてみんなに配りたいぐらい、上手なレースができました」

 初日のイン戦を取りこぼしたことを大反省して38号機の調整を続け、今では準優に入っても戦える足に仕上げてきた。

 「安定板はいらないですね。瓜生さんや(森高)一真さんにアドバイスをもらって、伸びを落とさずに押しも良くなった。レバー操作もできるし、足はいい方。久々にSGで手応えがあります」

 3日目までの伸び仕様からレース足がプラスされた。競ってもしのげる足になったことが何よりも心強い。「スタートも(Fを)1本切ってから切れていますね。集中できている。準優でアナを開けるのは僕。若松代表として頑張ります。台風の目になりますよ」。その先に見据えるのは初のSG制覇だ。足もスタートもトークも◎。はっきりと視野に入ってきた。

 【秋山の買い目】準優10R。片岡の先マイを2コースから鋭く差す。まずは優勝戦に乗ることが大事なので<2>=<1><3>、<2>=<1><4>の折り返しで狙いたい。

 ◇秋山 敏夫(あきやま・としお)今節は台風10号の進路、影響に振り回されている。結局、慌てて追加予約したホテルはキャンセルしていい?

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