【津ボート PG1レディースチャンピオン】渡辺優美 さらなる高み目指して

[ 2023年8月5日 19:52 ]

3回目のG1優勝戦で結果を出したい渡辺優美
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 倉持莉々の欠場により、繰り上がってのドリーム戦スタートとなった渡辺優美(30=福岡)。まだ調整も合っておらず結果は6着。それでも1番不利な6号艇を点増しレースで消化できたことは大きかった(ドリーム戦は6着で5点、予選の6着は1点)。その後はオール3連対にまとめて予選2位通過。調整も徐々に合いだし、4日目にはバランスいい足になっていた。

 だからこそ準優11Rの1周1マークは痛恨だった。2コースにはSG覇者の遠藤エミ。プレッシャーもゼロではなかったらしく、オーバーターンで1着を逃した。

 「1マークは選手の問題です。焦りはなかったけど、いろいろと甘かった」

 今大会は21年浜名湖で優出3着。同年12月にはクイーンズクライマックス(福岡)でも6強入り。3回目のG1優出だが「もっと頑張らないといけませんね」ときっぱり。さらなる高みを見据えている証拠だ。

 今年の5月オールスター(芦屋)でSG初出場。8走中4回舟券に絡んだが、白星を挙げることはできなかった。ダービー(10月24~29日、蒲郡)は予備1番手。メモリアル(22~27日、福岡)の優勝者が出場選手と重複すれば2度目のSG出場が見えてくる。その前に今大会で結果を残し、箔(はく)を付けておきたい。

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2023年8月5日のニュース