【津ボート PG1レディースチャンピオン】三浦永理 連勝中の3号艇から真夏の女王へ

[ 2023年8月5日 19:36 ]

4日目から3連勝で優勝戦に進んだ三浦永理
Photo By スポニチ

 優勝戦は機力的にあまり差のない6人がそろった。勢いでは通算1000勝を決めた平山智加か、後半3連勝で勝ち上がった三浦永理(40=静岡)の2択。1号艇の平山に人気が集中するのなら、迷わず狙いは三浦だろう。

 準優12Rの1マークが見事だった。代名詞である3コース捲り差しで川野芽唯と藤原菜希の間をズブリ。「たまたま、うまく入れました」と謙そんするが、これぞ“テクニカルエリー”の真骨頂というレース。この1着で鬼門だった津も今大会も一気に克服。後は相棒63号機の秘めたる力を、どこまで引き出せるかだ。

 「直前に優勝したとこなめは(2連対率)19%台のエンジンだったけど、今回よりもよっぽど出てた。ただ準優前に方向性を一つに絞ったのは良かった。止める方向です」

 じゃじゃ馬の機嫌を損なわなければ、捲り差しに入れるターン回りになる、ということ。スタートも珍しく決まっている初代クイーンズクライマックス覇者が、4日目3R&準優と連勝した3号艇から真夏の女王に君臨する瞬間は目前に迫った。

続きを表示

2023年8月5日のニュース