すとぷり “弟”たちと聖地凱旋「STPR Family Festival!!」東京D開幕

[ 2025年4月3日 00:07 ]

STPRのアイドルたちが出演した、すとふぇす
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 「すとぷり」「Knight A―騎士A―」「AMPTAKxCOLORS」「めておら―Meteorites―」「SneakerStep」の5組が出演する史上最大の2.5次元アイドルグループの祭典「STPR Family Festival!!(すとふぇす)」が2日、東京ドームで開幕した。きょう3日も東京ドーム、あす4日から6日は埼玉・ベルーナドームと、5日間連続のドーム公演を行う。

 新世代のアーティストたちが、日本最大規模のライブ会場で躍動した。幕が開くと、2.5次元アイドル界のトップランナーすとぷりが、王子様ソングで黄色い声援を巻き起こす。続く“次男”の騎士Aは、対照的なビジュアル系のクールなパフォーマンス、“三男”AMPTAKはライブにうってつけのアゲアゲソングを披露。昨年夏に結成された新人グループの“四男”めておらはこの日が初ライブで、メンバー6人の個性が伝わる歌で続いた。

 すとぷり莉犬は「(違うグループの)オレたちが同じステージに並んでいるのが凄いね」。3年前に全国5大ドームツアーを成功させていたすとぷりも、後輩グループたちとパワーアップして帰ってきた聖地に胸がいっぱいになった。

 2016年のすとぷり結成以来、2.5次元アイドルは昇り竜の勢いだ。同じ所属事務所STPRだけでも、次々と新グループが誕生。中盤では、莉犬の「ボクらにまた後輩グループができました」との紹介で、2月に結成したばかりの“五男”SneakerStepも登壇。初々しいパフォーマンスで初ステージを踏んだ。

 主戦場は2次元のインターネット世界で、実物に会えるのは3次元のライブと握手会のみ。そのレア感が、ファンたちの募る思いをかき立てる。一方で、毎日の動画やSNS投稿と生配信で、親近感も欠かさない。従来の男性アイドルとは一線を画す、クリエーターと呼ばれる新アーティスト集団だ。

 彼らの春の祭典は、始まったばかり。週末6日まで前代未聞の5日間連続のドーム公演を敢行する。その成功の先には、どんな新しい世界が開けるのか。日本エンターテインメント界の既成概念を次々と打ち破り快進撃を続ける全27人は「オレたちを信じてついてこい。みんなでかますぜ」と約束した。

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