TBS　中居正広氏会食に自局女子アナ参加、誘ったフジ編成幹部とは2022年の複数局の食事会で出会う

東京・赤坂のTBS社屋
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　TBSの社長定例記者会見が26日、東京・赤坂の同局で行われ、元タレントの中居正広氏（52）が出席した飲食店での会食に同局の女性アナウンサーが参加していたことについて言及した。

　同局は21日、「芸能関係者と当社社員の関係調査についてのご報告」を発表。この調査は元タレントの中居氏と女性との間で生じたトラブルに関する一連の報道を受けて、TBSグループ人権方針に則り、芸能関係者とTBSテレビ社員の会食等をめぐる実態を把握することを目的として実施されたもの。

　1月27日付のスポーツニッポン新聞の記事で、2023年5月にフジテレビ編成幹部が設定し、中居氏らが出席した飲食店の会食に、他局の女性アナウンサーが参加していたとの報道について、「本調査では、上記記事のものと思われる会食にTBSテレビのアナウンサーが参加していたことを確認しました。当該アナウンサーは、フジテレビ編成幹部から直接誘われて会食に参加したと話しています」とした。

　さらに「当該アナウンサーは、①会食時に自分に対する性的言動はなく、他の女性に対する性的言動も見聞きしていない、②あらかじめ遅くまではいられないと伝えており、実際に途中で帰宅した、③中居氏と食事をしたのは、この1回だけであると話しています」と説明した。

　龍宝正峰社長は「不適切な事案はなかったと聞いておりますので、会食に参加することはありうることなので、それ以上でもそれ以下でもないと現状では思っております」と受け止めを語った。今後の対応などについては「基本的にアナウンサーもわれわれの社員、社会人ですので、わきまえた形で対応するようにということは（日頃から）言っております。さらに、社内においてはそもそもアナウンサーを（会食などに）引きずり回す風潮はないので、それは安心して見ていていいかなと思います」とした。

　また、当該の女性アナウンサーがフジテレビ編成幹部から誘われて会食に参加したことについて、井上波取締役は「アナウンサーがフジテレビの編成幹部と知り合った経緯ですけれども、2022年ごろに複数局のアナウンサーやプロデューサーが集まる食事会に出席した際に面識を持ったということです」と2022年にフジ幹部と知り合ったことを明かし、「会食自体は特別なことはなく、会食があるからということで誘いを受けて行ったということです」と聞き取りの結果を説明した。