藤井聡太8冠　永世王位へ「過去4期の経験を生かし、内容をよくしていきたい」　王位就位式出席

＜王位就位式＞羽生会長（左）から王位就位状を手渡され、笑顔を見せる藤井王位（撮影・久冨木　修）
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　7、8月に行われた将棋の第64期王位戦7番勝負を制した藤井聡太王位（21）＝8冠＝が7日、東京都内で行われた王位就位式に出席した。

　挑戦者・佐々木大地七段（28）を4勝1敗で退けて4連覇を達成した藤井王位には、日本将棋連盟の羽生善治会長（53）から就位状、王位杯が授与された。式後の会見では「来期は永世王位を目指すシリーズ。過去4期の経験を生かし、内容をよくしていきたい」と意欲を口にした。祝辞では将棋関係の著作で知られ、昨年手術で声帯を失った作家の大崎善生氏（65）が登場。夫人の代読により闘病中に藤井の活躍で励まされたエピソードが明かされた。

　10、11日には3連覇を目指す竜王戦第4局（北海道小樽市）が控えている。