とにかく明るい安村 どん底時代語る 14年組んだ幼なじみのコンビ解散…子供が生後11カ月の時の月収は

[ 2023年9月6日 11:08 ]

とにかく明るい安村
Photo By スポニチ

 お笑い芸人のとにかく明るい安村(41)が5日放送のテレビ朝日「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」(火曜後11・45)に出演。若手時代を振り返った。

 幼稚園の幼なじみとお笑いコンビ「アームストロング」を結成していたとにかく明るい安村。コンビ結成からわずか5年で、ハリセンボン、オリエンタルラジオ、プラス・マイナス、バッドボーイズらとともにTBSのコント番組に大抜てきされ、2010年にはNHK新人演芸大賞で演芸部門大賞を受賞するなど、期待の注目株となっていた。

 しかし、安村は「ポツポツと(周囲の芸人が)売れ始めて、“あ、ヤバいな”みたいな感じはありましたね。仕事もちょっとずつ減ってきて…。子供が1人生まれて生後11カ月ぐらいで、(月収が)12~13万だったりとか。結構そのくらいのとき、もう下がってきてるなっていう感じが明らかにあった」と話した。

 そして「“また来年”という年齢でもなくなってきたな、みたいな感じだったんです。売れる気がしなくなってしまった」と、14年組んだコンビを解散。妻が芸人を続けることを後押ししてくれたことから「2年たったら、売れなかったら辞めよう」と決意したそうで「人生で一番頑張ったかもしんないですね。ピン芸人になってから」と語った。

 そうしてスタートした「とにかく明るい安村」としての活動は悪戦苦闘の日々。「何やってもスベるんで、ネタやって袖に戻ってきて、本当に顔を手で覆って“もうやりたくない”って言いながら、着替えて出ていくっていうのをずーっとやってました。マジでウケなかったんで、お客さんも減ってくし、最悪でしたね」という。

 しかし、がむしゃらにネタを制作。まだ動画投稿が一般的でなかった頃からYouTubeにネタ動画をアップし続け、パンツのネタにたどり着いた。他の芸人との掛け合いなどの中でブラッシュアップし、15年目にしてブレークのきっかけをつかんだと話した。

続きを表示

2023年9月6日のニュース