さゆり 借金1億7000万円からの“貧困脱却”レシピ本出版「これで借金全額返済や」

[ 2023年4月8日 16:10 ]

「さゆり流 愛の節約ごはん」の出版記念トークショーに出演した「かつみ・さゆり」のさゆり(左)、かつみ
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 お笑いコンビ「かつみ・さゆり」のさゆり(53)が8日、大阪・天王寺で自身の著書「さゆり流 愛の節約ごはん」の出版記念トークショーに出演。取材会で「まさか私が料理の本を出すとは…。見よう見まねでやった料理のことを形にできてホントに幸せ。皆さん、買ってください。頼みます」とPRした。

 株式投資に知人の借金連帯保証人で多額の借金を抱え、さらに返済のために、クワガタの繁殖やラーメン屋経営など…。夫で相方のかつみ(60)との借金生活下、苦労の末に編み出した笑って泣ける節約レシピを集めた「さゆり流 愛の節約ごはん」(KADOKAWA、税込み1485円)。2人の結婚記念日である3月27日に発売。「これで借金全額返済や」とかつみが気合いを込めた。

 さゆりが20歳の頃から同棲スタート。その頃、かつみは1億7000万円の借金を抱えており、冷蔵庫には何もなかったそうだ。そんな中、「モノボケというか大喜利というか、実験みたいに楽しかった」とさゆりが芸人の本領を発揮して少ない食材、調味料などをアレンジ。もやしだけの「カリカリのもやしっ子」や、大根と餅の料理「大根役者もっちもち」。キムチと納豆、ひじきを合わせ、オメガ系オイルをかけた「お肌にキムチよく納豆」など、健康によくしゃれっ気があるネーミングの料理を作って、貧困生活を楽しんだそうだ。さゆりは「2人の歴史が詰まった本になってます」と感慨深げ。かつみは「捨ててある葉っぱを使った料理とか。ボクたち、33年前からSDGsやってました」と笑わせた。

 知り合った当時から今もさゆりにベタ惚れのかつみは何を食べても嬉しかったそうで、「ロケでもらった1年分のキャットフードにマヨネーズと塩を少し加えて“ツナサンド”といって出してたら、おいしいって食べてました。助かった。私は食べなかったけど」とさゆりが暴露。さらに「疑惑のウナ疑丼」はウナギの代わりにチクワを乗せた丼で「最近までチクワと気づかんかった」とかつみ。「日本一の漫才師でなく日本一の夫婦を目指す」という2人のお惚気トークが続いた。

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2023年4月8日のニュース