虐待保育園問題 保育士ユーチューバーてぃ先生、監視カメラ導入提案「ちゃんと仕事してるなら導入すべき」

[ 2022年12月1日 16:20 ]

てぃ先生公式インスタグラム(tsenseidayo)から

 現役保育士ユーチューバーで育児アドバイザー、顧問保育士としても活動する、てぃ先生(35)が1日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)にリモートで生出演し、静岡県裾野市の私立「さくら保育園」で保育士らによる園児虐待などが繰り返し行われていたことについてコメントした。

 同市によると、この保育園では、保育士3人が園児の足をつかんで宙づりにしたり、寝かせつけた園児に「ご臨終です」と暴言を吐くなどの虐待行為を繰り返していた。3人のうち1人は依願退職、残る2人も11月30日付で退職したが、市によると園は保育士による虐待行為を口外しないよう求める誓約書を全ての保育士に書かせていた。また園は保護者説明会を開いたものの、問題の保育士らは出席せず、保護者から不満や憤りの声が噴出した。

 保護者の目が行き渡らない状況で起きた問題。てぃ先生は園内への監視カメラの導入を提案した。「いつでも見られるかどうかは置いておいても、監視機能としてカメラを置いておくのは大賛成です」。以前に業界に対してカメラ導入を提案したが、強い反対があったといい、「保育士さんたちが自分の仕事を監視されているようで嫌だという観点からの批判だった」と説明した。

 それでも、てぃ先生は今も持論を曲げていないという。「逆にこうなってしまうと、ちゃんとやっていた保育士さんたちを守るために、ちゃんとやっていたという証拠を残すべきなんですよね」と指摘。監視という以上に、証拠としての役割が強いといし、「万が一、何かが起こった際には、それを証拠として提出できる。“私たちはちゃんとやっていたけれども、お子さんが偶発的に転んでケガをしてしまいました”という、ある意味(保育士側には)いい証拠にもなるわけですね。監視されているから嫌だというのではなくて、僕はちゃんと仕事をしているのなら、導入すべきだと思います」と主張した。

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2022年12月1日のニュース