フジテレビ「PICU」怪演光る安田顕が“理想的な上司”

月9ドラマ「PICU」の吉沢亮の上司役で登場する安田顕（C）フジテレビ
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　北海道内に新設された小児専門の集中治療室（PICU）での医師の奮闘を描くフジテレビドラマ「PICU」（月曜後9・00）。吉沢亮（28）演じる主人公は、未熟ながらも真摯（しんし）に医療に向き合う新米医師。その上司を演じているのが安田顕（48）だ。金城綾香プロデューサーは「こんな医者がいてほしい、こんな上司であってほしい。そのリアリティーを出せるのが安田さんだと思った」と起用の狙いを明かした。

　演じるのは日本各地でPICUの整備を推し進めてきたパイオニア。北海道に医療用ジェット機の運用を実現させるべく奮闘し、医療現場では後輩医師たちを温かく見守り成長をサポートする“頼れる上司”だ。

　近年の安田は女性部下の顔をなめる変態研究者役など、数々の作品で“怪演”が光っていた。そんな中での今作の演技。視聴者からも驚きの声が多く上がった。金城氏は「不思議な役をやることが多い方ですが、それができるということは普通の人も演じられるということ。事実、主人公にとって理想的な医者を表現してくれています」と手応えを語った。