日本も席巻する！ヒョンデ高性能EV「アイオニック 6N」、ビッグウィング装着で出現

[ 2024年9月17日 16:00 ]

「e-GMP」プラットフォームを採用、8速DCTと組み合わされ、最大650psに

同ブランドでは、パフォーマンス「N」モデルを拡大中で、すでに「i30N」、「i20N」、「エラントラN 」を設定、2023年11月の「ロサンゼルスモーターショー」では「アイオニック5N」を初披露、日本道入も予定されている。

捉えたプロトタイプは、カモフラージュされているものの、ヘッドライトが分割された照明ユニットに置き換えられることがわかっており、スリムなメインビームの上に、シームレスなホライゾンランプが配置される。

さらに下には、垂直のエアカーテンと目立つ中央の吸気口を備えたスポーティなフロントバンパーがある。以前のプロトタイプはより保守的だったため、これはNバージョンに固有のものかもしれない。

側面では、攻撃的なサイドスカートとサイドカメラミラーが確認できる。また足回りには、赤いキャリパーを備えた高性能ブレーキシステムや、軽量ホイールが見てとれる。

後部には、かなり上部に大型ウィングを装着、新設計されたバンパーとLEDテールライトユニットの一部も見ることができる。

スパイカメラマンは車内を覗くことはできなかったが、フェイスリフトされたアイオニック 5の足跡をたどると予想されている。そうだとすれば、この車には新しいステアリングホイール、更新されたセンターコンソール、および追加された物理的なスイッチギアが装備される可能性がある。

市販型では、アイオニック5Nと同じ「e-GMP」プラットフォームを採用。8速デュアルクラッチトランスミッションと組み合わされる。ベースとなるアイオニック6では最高出力320psだが、「N」では通常モードで601ps、ブーストモードで最大650psを発揮するデュアルモーターが搭載されることが発覚した。また、84kWhバッテリーパックを積み800V充電システムが採用されることが濃厚だ。さらに、アイオニック5 Nからシミュレートされる、パドルシフトトランスミッション、ギアシフトの感覚をシミュレートする「N e-shift」を初め、2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを模する「N Active Sound+モード」を搭載する可能性もありそうだ。

0-100km/h加速を3.25秒以下で駆け抜け、261km/hの最高速度（電子制御）を持つほか、ドリフトモードとN Grinモードも提供すると予想されており、ポルシェ「タイカンターボGT」と価格面で大きな競争力を持つだろう。

アイオニック 6Nのワールドプレミアは、2025年前半と予想される。弟分アイオニック5Nに続いての日本導入も期待だ。