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Sフェザー級で世界初挑戦 力石に大橋会長「起爆剤になる階級」 平岡アンディ世界戦決定間近の見通しも

[ 2025年5月16日 20:46 ]

ボクシングIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦   同級1位エドアルド・ヌニェス(メキシコ)《12回戦》同級3位・力石政法(大橋) ( 2025年5月28日    横浜BUNTAI )

<力石政法公開練習>ミット打ちで調整する力石政法(撮影・会津 智海)
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 IBF世界スーパーフェザー級3位の力石政法(30=大橋)が世界初挑戦となる同級1位のエドアルド・ヌニェス(27)との同級王座決定戦に向け16日、横浜市内の所属ジムで練習を公開。練習前の会見に同席した所属ジムの大橋秀行会長(60)は日本ボクシング界発展のためにも力石の世界王座奪取を待ち望んだ。

 世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32)、WBO世界バンタム級王者の武居由樹(28)を擁する名門ジムはこれまで5人の世界王者を輩出。力石が次戦で勝利すれば同ジムでは“最重量”世界王者誕生となる。大橋会長は「軽量級はもちろん面白いし大切。だが、これからは中量級から重量級の活躍が(日本)ボクシング界の人気、起爆剤になる階級だと思う」と持論を展開し「この力石が挑戦するスーパーフェザー級は凄く意味のある階級」と力説した。

 6月19日には東洋太平洋&WBOアジア・パシフィック・ウエルター級王者でWBO世界同級2位の佐々木尽(23=八王子中屋)がWBO世界同級王者ブライアン・ノーマン(24=米国)に挑戦する。さらには所属ジムのWBA世界スーパーライト級1位の平岡アンディ(28)の世界初挑戦が近く決定する見通しを明かした。同級王者ゲーリー・アントゥアン・ラッセル(28=米国)との指名試合に臨む見込みで「中量級、重量級の世界での戦いが(今後の)課題。こういった階級がすごく重要だと思う」と中、重量級勢の活躍を大いに期待した。

 力石と武居のダブル世界戦はNTTドコモの映像配信サービスLeminoの有料プラン「Leminoプレミアム」で独占ライブ配信される。

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