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現役世界王者・堤聖也 井上尚弥のフェザー級転向後を予想「今はパワーを全面に出して…」

[ 2025年5月6日 19:17 ]

<世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチ 井上・カルデナス>強烈なパンチを見舞う井上尚弥(撮影・木村 揚輔)
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 WBA世界バンタム級王者・堤聖也(29=角海老宝石)が、元日本スーパーライト級王者・細川バレンタイン氏(44)のYouTube「前向き教室」に出演。世界スーパーバンタム級4団体統一王座を防衛した井上尚弥(大橋)のフェザー級転向後のファイトスタイルを予想した。

 堤は「戦い方は絶対変わる」と指摘した。

 5日(米国時間4日)の防衛戦で、挑戦者のラモン・カルデナス(米国)に8回TKO勝利したが、ネリ戦に続き、スーパーバンタム級で2度目のダウンを喫した。

 井上のパンチに対する相手の耐性も上がっているのは明らか。フェザー級になれば、さらに大きく強くなる。

 さすがにスタイルの変更は避けられない。堤は「今はパワーを前面に出しているのをボクシングスキル、テクニックとかの方で、距離取って、カウンターとかスマートなスタイルになると思う」と予想した。

 ライトフライ級からスーパーバンタム級まで井上の戦い方について、堤は「倒そうと思って倒している」と説明した。

 ここで堤は「倒そうと思って倒せます?」と細川氏に確認した。

 現役時代25勝のうち12KOの細川氏は「俺、倒そうと思って倒せたこと一度もない」と答えた。

 プロでは12勝のうち8KOの堤は「倒そうと思ったときほど倒せない。そういうもの。でも尚弥さんは倒そうと思って倒しているんですよ」と、世界戦通算KO記録を塗り替える23KOのものすごさを指摘した。

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