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尚弥「僕が一番盛り上げられることができた!」 ベガスで無敗の30連勝!4度目の4団体王座防衛

[ 2025年5月6日 03:00 ]

プロボクシング 世界4団体スーパーバンタム級タイトルマッチ   統一王者 井上尚弥(大橋)<12回戦>WBA同級1位 ラモン・カルデナス(米国) ( 2025年5月4日    米ネバダ州ラスベガス T-モバイル・アリーナ )

カルデナスにTKO勝利し、米国のファンに向け雄叫びをあげる井上尚弥(AP)
Photo By AP

 世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(32=大橋)が、挑戦者でWBA世界同級1位ラモン・カルデナス(29=米国)を8回45秒TKOで下し、プロデビューから30連勝で4度目の4団体王座防衛を飾った。21年6月以来3度目となるラスベガスで、2回にはプロ2度目のダウンを喫したが、逆転で世界戦23KO勝利とし、ジョー・ルイス(米国)を抜いて77年ぶりに史上最多を更新。世界戦25連勝は歴代3位タイとなった。

 【尚弥に聞く】
 ――ダウンもあったが感想は?
 「めちゃくちゃ楽しかった。2回のダウンも、まだ映像を見られていないので何とも言えないが、(東京ドームに続くダウンで)この大きな会場は僕には合わないのかなと(笑い)」

 ――ダメージが残っている感じはしなかった。
 「全く足にはきていなかった。自分の打たれ強さ、その後のリカバリーというのは証明できたと思う」

 ――シンコ・デ・マヨの初日と2日目は凡戦だった。
 「試合内容的にもしょっぱい試合はできないなと、熱い思いがあった。僕が一番盛り上げられることができた!」

 ――ファイトウイークの経験は?
 「日本と違って試合前もいろいろなイベントも多かった。大変だったが、それはそれでアメリカの試合に挑むんだなという感じだった」

 ――中谷潤人戦はいつ見られるのか?
 「いつ行えますかね?」
 大橋会長「来年5月くらいですかね」

 ――カルデナスは具体的にどこが優れていたか?
 「一番感じたのは凄く対策をしてきていたなということ。僕が見ていた映像とは全く違うカルデナスだった」

 ――今後の階級については。
 「スーパーバンタム級で体重をつくれる限りこの階級で戦う」

 ――試合後は何がしたい?
 「この試合に向けて、食事面であったり、いろいろと調整をしてきたのでラスベガスでちょっとジャンキーなものを食べたい」

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