尚弥 5・4ベガス戦へ「自信しかない」 日本Sフェザー級2位相手と6Rのスパー実施 大橋会長も太鼓判
世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチ 統一王者・井上尚弥《12回戦》WBA1位ラモン・カルデナス ( 2025年5月4日 米ラスベガスT―モバイル・アリーナ )

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プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(32=大橋)が12日、横浜市内の所属ジムで、5月4日(日本時間5日)に米ネバダ州ラスベガスで行われるWBA同級1位ラモン・カルデナス(29=米国、26勝14KO1敗)との防衛戦に向け、スパーリングを実施した。相手には日本スーパーフェザー級2位の砂川隆祐(沖縄ワールドリング)を指名し、6ラウンドのスパーリングを敢行。見守った大橋秀行会長も「絶好調です!」と太鼓判を押す内容で、21年6月以来、約4年ぶり3度目のラベガス戦へ好調をアピールした。
以下はスパーリング後の井上のコメント。
――スパーリング相手は2階級上の砂川選手でした。先週、力石選手のパートナーを務めていた砂川選手を自ら指名。
「カルデナス選手自体が正統派で、日本人でも多いようなスタイルだと思った。海外から呼ぶよりは自分で見て選んだ方がイメージしやすいかなと思って」
――今月は石井渡士也選手、砂川選手と日本人パートナー。
「海外から呼んで『あれ、意外と違ったな』というパターンが多いから。イメージできそうな相手ということで選びました」
――今後のスパーリング日程は。
「来週は2回やって、再来週も2回やってから出発ですね。そこで国内のスパーは上がり。米国では拓真、浩樹とマスボクシングしていく感じですね」
――調整は順調に見える。
「見ての通りというか、すごく良く仕上がっていますね。スーパーバンタム級でも次が6戦目で、自分の体と向き合いながら良いコンディションというものがすごく分かってきた。バンタム級の最後はウエートもきつくなっていて、減量を意識するトレーニングも多くなってしまっていた。最後の方がしんどくて動かない、というのがありながら過ごす時期もあったので。スーパーバンタム級では最後まで試合のためのトレーニングができる階級。次が6試合目で、疲れを抜きながらのコンディション作り、追い込みながらというのが本当に実感してできるなとようやく感じてきた」
――ではタイミング的にも1番良いラスベガス再上陸となった。
「そうですね、なのでラスベガスの試合は自信しかない」
――アウェー戦で長距離移動もある。調整スケジュールを前倒しした部分あるか。
「それはないですね。あとは日本での試合が続いていたから、ラスベガスでやれることが約4年ぶりで、新鮮さ、楽しさがある。環境が変わり、時差とか食事面とか、そういうマイナス面だけでなく、プラス面として気分が上がる。本当に楽しみではありますね」
――2団体統一バンタム級王者時代の約4年前とは立場が違って向かうラスベガスになる。
「立場、あとは注目度が違うというところかなと」
――減量は。
「もう気にかけるほどではないと思っている。問題ないですね」
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