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60歳大橋会長「還暦になって一番の大仕事」 武居のV2戦と力石&アンディ&佐々木尽の世界戦計画を明言

[ 2025年3月8日 18:33 ]

記念ベルトと花束を手に笑顔の大橋会長
Photo By スポニチ

 プロボクシング大橋ジムの大橋秀行会長が還暦となる60歳の誕生日を迎えた8日、横浜市内のジムで取材に応じた。報道陣から還暦祝いの花束を贈られた同会長は赤いちゃんちゃんこに袖を通し「子どもの頃にやりたかったことが大人になって実現できているのは幸せなこと」と喜びのコメントを残した。

 所属する世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31)の次戦について、米専門誌ザ・リングが6日、5月5日に米ネバダ州ラスベガスのT―モバイル・アリーナでWBA世界同級2位ラモン・カルデナス(29=米国)の挑戦を受けることで合意に達したと報じた。同会長は「ある程度発表されちゃっているが、今は答えられない」と話すにとどめたが、井上尚の次戦に向けたスパーリングパートナーとして、今月から元アマチュア全米王者ジャフェスリー・ラミドを招へいしたことを報告。次戦の詳細は近日中に正式発表されるという。

 井上からは時計のプレゼントを贈られたことを明かし「これから大きな試合が続くと思うし、今までにない体験にワクワクしている。来年の方が凄いかな」とビッグマッチの連続を予告した。

 また同会長は「還暦になってから一番の大仕事」と話し、WBO世界バンタム級王者・武居由樹(28)の2度目の防衛戦に加え、IBFスーパーフェザー級3位の力石政法(30)、WBA世界スーパーライト級1位の平岡アンディ(28)、WBO世界ウエルター級2位の佐々木尽(23=八王子中屋)の世界戦実現に「全力で取り組んでいる」ことを明言した。

 武居は5月28日に横浜BUNTAIで予定されている主催興行で、右肩の負傷で延期していた同級10位ユッタポン・トンデイ(31=タイ)との防衛戦を行うことが濃厚。IBFからスーパーフェザー級1位エドゥアルド・ヌニェス(27=メキシコ、27勝27KO1敗)との世界王座決定戦指令を出されている力石が、同興行に参戦する可能性が浮上した。

 また昨年9月にWBA世界スーパーライト級挑戦者決定戦を制した平岡と、日本人初のウエルター級王者を目指す、アジア2冠王者・佐々木が同時期に世界初挑戦することを示唆し「近々発表できれば」と話した。

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