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バンタム、Sバンタムに続きフライ級も世界4団体を日本独占へ 畑山隆則氏「日本が席巻する」

[ 2025年3月7日 18:09 ]

統一戦で激突する寺地拳四朗(左)とユーリ阿久井政悟
Photo By スポニチ

 渡嘉敷勝男氏、竹原慎二氏、畑山隆則氏のボクシング元世界王者3人がYouTube「ぶっちゃけチャンネル」を更新。新たに日本人が4団体ベルトを独占しそうなフライ級を展望した。

 3月13日、世界フライ級ベルトが3本、東京・両国国技館に集まる。

 大一番は日本人同士で3度目となる統一戦、WBC王者・寺地拳四朗(33=BMB)とWBA王者・ユーリ阿久井政悟(29=倉敷守安)の激突だ。

 畑山氏は「スキルの拳四朗とパワーの阿久井って構図になると思うけど、拳四朗も打ち合いに強い。場数も多い」と拳四朗有利を予想した。

 竹原も「拳四朗くんが有利だけど阿久井くんが勝つならKO」と、激しい打ち合いを予想した。

 さらに同じリングではWBO王者のアンソニー・オラスクアガ(26=帝拳)に元2階級王者の京口紘人(31=ワタナベ)が挑戦する。

 中谷潤人と同門で10代の頃から仲のいいオラスクアガの実力は本物だ。

 竹原氏は「京口くんは1ラウンド目を絶対取らないとね」、畑山氏も「5ラウンドまでに倒すつもりでいかないと」と助言した。

 その理由は渡嘉敷氏が明かした。「(オラスクアガは)ラウンドごとにどんどん強くなる」とスロースターターだが無尽蔵のスタミナで尻上がりに調子を上げてくると説明した。

 オラスクアガも日本ジム所属。29日にIBF世界ライトフライ級のベルトを保持したまま同フライ級王者のアンヘル・アヤラ(24=メキシコ)に挑戦する矢吹正道(32=LUSH緑)の結果次第では、フライ級も日本人が4団体を独占。オラスクアガが勝っても日本のジムで独占となる。

 すでにバンタム級は4団体を日本人王者が独占。スーパーバンタム級は井上尚弥が独り占めしている。

 畑山氏は「フライも日本が席巻する」と予言した。
 

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