村田昴「ガチガチのフルパワー」9連続KOでパーフェクトレコード継続 地域ベルトの統一意欲
プロボクシングWBOアジア・パシフィック(AP)スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦 村田昴(帝拳)《2回1分40秒KO》ジョセフ・アンボ(フィリピン) ( 2025年2月1日 東京・後楽園ホール )

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元アマ全日本王者でWBO-AP王者・村田昴(すばる、28=帝拳)が挑戦者で同級1位ジョセフ・アンボ(28=フィリピン)を2回KOで下し初防衛に成功した。
立ち上がりから前に出る相手をうまくいなした村田。いきなり左ショートでダウンを奪うと、2回には強烈な左ボディーストレートで2度目のダウンを奪取。そのまま相手に10カウントを聞かせる一方的な勝利を挙げたが、会場の独特の雰囲気にのまれかけていた。
「今日はKOやダウンが多くて、自分も派手に倒してやろうという力みがあった。1ラウンドからガチガチのフルパワーでいった」と苦笑い。ダウンが連続したこの日の興行に“倒し屋”としての闘争本能がかき立てられたことを明かしながら「左ストレートは感触があった。当たったら倒れると思った」と笑顔でダウンシーンを振り返った。
この勝利で9戦全KO勝利とパーフェクトレコードを継続させた。「力んでいる原因の一つ」と本音も口にするが、「そこはモチベーションになる。これからも煽(あお)ってもらって、期待してもらえたら」と重圧を力に変える。
リング上では日本、東洋太平洋の地域ベルトを統一していくことを宣言。世界では4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)が君臨しており「井上さんに挑むのはまだまだ力不足」としながら「アジアのベルトは一つではない。防衛戦はもちろんだが、その中でも新たなベルトにとなるとモチベーションになる」と日本同級王者・下町俊貴(28=グリーンツダ)、東洋太平洋同級王者・中嶋一輝(31=大橋)戦を見据えていることを明かした。
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