元日本王者の石田匠が井岡一法会長のジムを継ぎ「匠ボクシングジム」会長に 引退式で発表

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プロボクシングの元日本スーパーフライ級王者・石田匠(しょう、32=井岡)が8日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で開催された大成ジム興行で引退式に臨み、10月1日付で「井岡ジム」を継ぎ、新名称「匠ボクシングジム」会長に就任すると発表した。
石田は「井岡会長から引き継いで自分が会長として選手を育てていきます。ボクシングは甘くない。“井岡スタイル”で厳しくやっていく。世界チャンピオンを育てたい」と意気込んだ。また、「エディオンアリーナの第1(メインアリーナ)で興行をやりたい」とプロモーターとしても成功を夢見る。現会長の井岡一法氏は「(石田が)わからんことはサポートします。第2の人生で成功してほしい」と話した。引き継ぎ後はトレーナーなどの肩書きがないまま支援する方針という。
興行内の引退式に石田はスーツ姿でリング登壇し、これまで支えてくれた周囲へ感謝を述べた上で「今の僕があるのは井岡ボクシングジムのおかげ。小6で入門し、偉大な先輩がたくさんいた。練習は厳しくて、ついていくのに必死だった。その後、環境が変わっても(井岡)一法会長は僕と本気で向き合ってくれた。目指したところ(世界王座)には届かなかったけれど、やってきたことは誇り。井岡ジムでボクシングをやりきれたことは幸せ」などと語った。その後、井岡会長も登壇し、はなむけの言葉と花束を贈った。
石田は大阪府堺市出身。小3から空手やキックボクシングに親しみ、小6から井岡ジムでボクシングを始めた。09年2月にプロデビューし、速く鋭いジャブを武器にする右ボクサーでプロ戦績34勝(17KO)4敗。14年8月に日本スーパーフライ級王座を獲得し5度防衛後に返上。2度の世界挑戦経験があり、今年5月にWBA世界バンタム級王者の井上拓真(大橋)に判定負けした世界戦が最後の試合となった。
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