コロナ明けから生まれた変化…香港のプロレス事情とアジアの発展

Photo By スポニチ
香港プロレス(HKWF)は31日、団体設立15周年大会を香港・ハッピーバレーで開催。メインイベントでは香港初のマスカラ・コントラ・カベジェラ金網5WAYマッチが行われ、最高の盛り上がりを見せた。香港在住で「ドラゴンゲートチャンピオン社」の代表を務める沢井智裕氏に香港のプロレス事情そして今後のアジアのプロレスの発展について聞いた。
「試合の組みたてがまとまってきて、洗練されてきてると感じてます」。
香港プロレスはドラゴンゲートなどとの交流もあり、16年から19年にかけて国内で人気が急上昇。しかし新型コロナウイルスの影響で3年間は団体としての活動が出来なかった。昨年3月に4年ぶりとなる大会を開催して活動再開。沢井氏はコロナ禍が香港プロレスの方向性考える期間になったという。
「ファンの方への周知の仕方でかつては新聞や雑誌やテレビなどメディア媒体を使っていましたが、今はSNSを中心にやってますからコロナ明け後は若年層にプロレスの存在というのが浸透していってますね。そういう意味でも香港プロレスの組織力は凄いと思います。コロナ明けから選手の意識も変わってきました」とコロナ明けからさまざまな部分で変化が生まれているという。
さらに「彼らはプロレスも本業なんですけど、他の仕事を持ってます。そういう意味ではプロレスっていうのはあくまでもライフスタイル中では2次的要素になるということだと思うんですね。ということは、彼らが自分たちで時間を潰して自分たちの空いている時間を潰して一致団結してやらないといけないですから、その時間の使い方が上手いと思うんですよ。やはり何かの目標に向かってみんながしなきゃいけないっていうのを、理解しているということなので、おそらくそれが団結力に、あるいは組織力に繋がってるんだろうなというふうに思いますね」と説明した。
香港の選手たちは、まだ成長途上の選手ばかりである。「まだドラゴンゲートと香港プロレスが『真の融合』をするには時間がかかると思います。そういう意味では、何年かかるかわからないですけど、アジアには他にもシンガポールやタイなどにもプロレス団体があります。そういう人たちを巻き込んで、切磋琢磨して将来的にはアジア大会を開催するレベルになるぐらいになってほしいですね」と香港を含めたアジアのプロレスの発展を願った。(酒井 卓也)
2024年9月2日のニュース
-
平本蓮 白いスーツで神妙、戸惑い70分緊急会見「必ず僕は潔白を証明できる」「朝倉戦は正々堂々戦った」
[ 2024年9月2日 19:14 ] 格闘技
-
平本蓮 同席の弁護士「RIZINの検査を座して待つ」平本は赤沢からサプリ購入も「一切使っていない」
[ 2024年9月2日 19:02 ] 格闘技
-
平本蓮 サプリは赤沢から購入「信頼していた」告発に「対立関係にはなりたくない。今でも嘘ではないかと」
[ 2024年9月2日 19:01 ] 格闘技
-
平本蓮がドーピング疑惑を完全否定「自分はやってない。お願いしたこともない」赤沢の告発「信じられない」
[ 2024年9月2日 18:58 ] 格闘技
-
ボクシング亀田京之介が10・12 元世界王者スリヤンと対戦 フェザー級8回戦
[ 2024年9月2日 17:36 ] 格闘技
-
格闘家・赤沢幸典「僕の告発はすべて事実」ドーピング疑惑受け会見開く平本蓮に「謝罪してやり直す道を」
[ 2024年9月2日 17:30 ] 格闘技
-
平岡アンディ、尚弥の前座でスーパーライト級挑戦者決定戦 「早く日本に貢献したい」
[ 2024年9月2日 14:45 ] 格闘技
-
【井上尚弥と一問一答】増量ドヘニーに「自分相手に10キロ以上戻したらボクシングできないぞ」
[ 2024年9月2日 14:04 ] 格闘技
-
武居由樹と比嘉大吾も計量パス 比嘉は体重超過で王座剥奪以来の世界戦「前科者だからほめられた?」
[ 2024年9月2日 13:06 ] 格闘技
-
井上尚弥、ドヘニーともに計量一発パス 尚弥は相手の当日増量警戒「だいぶ水抜いたな」
[ 2024年9月2日 13:01 ] 格闘技
-
コロナ明けから生まれた変化…香港のプロレス事情とアジアの発展
[ 2024年9月2日 11:00 ] 格闘技
-
浜田剛史が氏占う 尚弥が中盤でKOの予想も捨て身のドヘニーを警戒
[ 2024年9月2日 04:30 ] 格闘技