ボクシング世界王者・武居由樹“えげつない”練習相手セッティングにも感謝?「速攻でボコボコに」

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ボクシングのWBO世界バンタム級王者の武居由樹(27=大橋)が、17日放送のフジテレビ「ジャンクSPORTS」(土曜後5・00)に出演。「スポーツ界の名コンビ」の企画で、同席した現役時代3階級制覇の八重樫東トレーナー(41)に感謝していることを語った。
王座を獲得した5月のタイトルマッチの直前の練習相手に選ばれたのは、最強王者だった。「井上尚弥と10ラウンドのスパーリングやるぞって言われた」と突然言われたことを激白。世界スーパーバンタム級4団体統一王者とのスパーリングに「トレーナーが八重樫さんじゃなかったら、そんな練習はできなかった」と感謝を口にした。
しかし、内容では圧倒され、「速攻でボコボコにされて。10ラウンドやったんですけど、5ラウンド、6ラウンドにはボロボロだった」と苦笑い。「フラフラになりながら八重樫さんの顔を見て“止めてくれ”と思ったんですけど、ただニコニコしてるだけで」と“恨み節”も飛び出した。
これを受け、八重樫は「本筋で言うと、尚弥も試合前で武居がサウスポーなので、(尚弥の対戦相手の)ネリのパンチの軌道と武居が似てるという話になって。尚弥の方から“武居とやらせてもらえませんか”と言われて」と井上からのリクエストだったといい、「大橋会長に聞いたら、ダメと言われたんですけど、尚弥もやりたいし、良い緊張感で、試合前最後の仕上げのところだったので、まぁ良いんじゃないかなと思ってやらせてみたところ、ボッコボコにされました」と振り返った。
司会の浜田雅功から「途中で止めてあげれば良かったのに」と言われると、「ダメです」と即答。「僕の現役時代も尚弥にボコボコにされたので、俺の気持ちも分かってほしいなと」とスタジオを笑わせつつも、「これを味わっておけば、本番、大丈夫だからという意味で」とトレーナーとしての狙いを説明。武居が無事にタイトルを手にし、「バッチリ。思惑通り」と胸を張った。
また、スパーリングでの秘話も披露。「尚弥が最後の10ラウンド目に武居のことをボコボコにしながら、“武居、今手を出さないと止められちゃうぞ”って励ましながらやっていて、それを見て凄く感動しちゃって」と熱い直接指導に感銘を受けたことを明かした。
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