加納陸と対戦のオラスクアガ 盟友・中谷潤人が保持していたWBOベルト獲りへ「KOシーン見せたい」
プロボクシングWBO世界フライ級王座決定戦 加納陸(大成)《12回戦》アンソニー・オラスクアガ(25=米国、帝拳) ( 2024年7月20日 東京・両国国技館 )

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WBO世界フライ級2位の加納陸(26=大成)と対戦する同級3位アンソニー・オラスクアガ(25=米国、帝拳)が11日、都内の帝拳ジムで練習を公開した。
シャドーボクシングとサンドバッグ打ちを1ラウンドづつ披露し「とても良いコンディション。素晴らしい環境で練習させていただいて準備万端だ」とサムアップした。
オラスクアガはWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(26=M.T)の親友で、同じルディ・エルナンデス・トレーナーに師事する。23年4月にはWBC&WBA統一世界ライトフライ級タイトルマッチで王者・寺地拳四朗(32=BMB)に挑戦し、9回TKO負けを喫するも壮絶な打ち合いを展開し、寺地を苦しめた。
寺地戦以来の世界挑戦へ「自分自身は常に前向きに全力で闘うファイター。加納選手はもちろんランキングも上だし強い選手だが一切油断はしていない。勝利のためにトレーニングをしてきた、自信があるのは努力のたまものだ」と強気に話した。
WBO世界フライ級王座のベルトはかつて親友の中谷が保持していたもの。「自分の盟友である中谷が残したものを自分が手にするチャンスがあるのはうれしく思う。チャンピオンとして名前を上げるためにも意味のあるもの」とにやりと笑った。現在は相模原市内の中谷家の実家に泊まり、最終調整に入っている。「常にアイデアを出し合っているよ」と私生活から左構えの加納対策を話し合い試合に備えている。減量も順調で「潤人のママは最高のシェフだ。つくる料理は全部大好きだ」と感謝しながら、盟友とのアベック勝利を誓う。
前戦のジーメル・マグラモ(フィリピン)戦後に手術した右拳は完治したことも明かし「エキサイティングな試合をして、できることならKOシーンを見せたい」と自信満々に話した。
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