【ボクシング】ホープ・村田昴 7連続KO勝利も「心折れそうに」 セミの金子虎旦はまさか初回TKO負け
プロボクシングスーパーバンタム級10回戦 村田昴(帝拳)○TKO6回1分49秒TKO●ブライアン・ジェームス・ワイルド(フィリピン) ( 2024年7月6日 東京・後楽園ホール )

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元アマ全日本王者で日本スーパーバンタム級5位の村田昴(すばる、27=帝拳)がブライアン・ジェームス・ワイルド(22=フィリピン)にTKO勝ちし、デビュー7戦連続KO勝利を飾った。
左アッパーや左の打ち下ろしを強振してくる相手にジャブで距離を取りながら試合を進めた。4回に左アッパーから右のショートでダウンを奪うと、6回にコーナーで連打を浴びせ、レフェリーストップに持ち込んだ。
「打っても打っても倒れなかったので心が折れそうになった。(最後は)やっと倒れたんで、“やった~”と喜んでしまいました」と笑みを広げた。
日本タイトル戦同等の10回戦で完勝し「(タイトルマッチの)テストマッチとして組んでいただいたと思う。理想はきれいなカウンターで勝つつもりだったが、もっと冷静に考えてボクシングをやらないといけない」と反省しながら「次タイトルマッチできるとなれば、応援が力になります」とファンに呼びかけていた。
一方セミファイナルのフェザー級8回戦に臨んだWBOアジア・パシフィック同級8位の金子虎旦(26=帝拳)だったが、初回にマイケル・カサマ(23=フィリピン)の左フックをもろに浴びバランスを崩した。ふらつきながらクリンチで逃れようとするもロープ際で再び連打を浴び、防戦一方となった金子を見てレフェリーが試合を止めた。プロ6戦目で初黒星を喫した金子は、コーナーでぼう然と喜びを爆発させる勝者を見つめるしかなかった。
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