大橋ジムのホープ4人衆がデビュー戦前日計量パス “モンスター2世”坂井優太は「ついに来たな」
プロボクシングバンタム級6回戦 坂井優太―キム・ジヨン ( 2024年6月25日 東京・後楽園ホール )

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今春、大橋ジムからプロ転向した坂井優太(19)、田中空(23)、田中将吾(22)、大橋蓮(22)のトップアマ4選手が24日、都内でデビュー戦の前日計量に臨んだ。
22年世界ユース選手権覇者でアマ7冠の坂井はバンタム級6回戦でデビューする。相手のキム・ジヨン(韓国)ととともにリミットを100グラム下回る53・4キロでパスし「練習してきたことを試合で出して、いい勝ち方をしたい」と静かに闘志を燃やした。
この日は22年の世界ユース選手権決勝前以来、2度目のフェースオフに挑戦。「毎回笑ってしまいそうになる。(試合前の)雰囲気を崩さないように、我慢していた」と苦笑いを浮かべながら「久しぶりだった。ついに明日が来たな、という感じです」と胸を躍らせた。
所属ジムの大橋秀行会長は「スパーリングでも群を抜いてよかった。本当にずば抜けている」とべた褒めする一方で「ただ、アマチュアとプロのリングは全く別物。スパーの内容をどれだけ試合で出せるか」とあえて厳しい言葉をかける。
世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31)が4回KO勝ちした、12年10月のデビュー戦を引き合いに出し「尚弥の場合はデビュー戦でも凄かった。ハートも“モンスター”だと感じたし、ボクシングはメンタルが一番大事。坂井がどう感じるか、一番注目したい」と“モンスター2世”に期待した。
「ハマのタイソン」の愛称の田中空はウエルター級6回戦で韓国同級8位キム・ドンヨンと対戦する。23年全日本選手権優勝などの実績を持つ田中空は「初めての試合なので気を抜かず頑張りたい。自分のスタイルを貫いて、楽しんでもらえる試合をしたい」と激戦を予告した。
アマ6冠の田中将吾は23年東日本新人王高熊龍之介(松本ACE)とフライ級6回戦で激突する。元世界3階級制覇王者の八重樫東トレーナーの指導のもと、プロ初の減量も順調に行えたことを明かし「八重樫さんの言うとおりにやったら体調も良くうまく体重を落とせた。準備してきたことを出したい」と「浪速の激闘王」の襲名に意欲を見せた。
フェザー級6回戦で4人衆の先陣を切る大橋蓮は「フェザー級まで体重を落としたのは高校以来。心配だったがしっかりと落とすことができた。練習でやってきたことを出したい」と気合十分。22年全日本選手権で優勝するなどパンチ力が武器で「得意の左ストレートで倒します!」と高らかに宣言した。
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