城戸康裕　ブレイキングダウンで話題になった選手はジムの後輩　贈った言葉は「頑張ってお母さん救おう」

城戸康裕
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　キックボクサーの城戸康裕（39）が25日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。19日に開催された「BreakingDown7」で勝利したジムの後輩を直撃した。

　ブレイキングダウン初観戦となった城戸。第1試合から第17試合の解説と審査員を務めた。その中で第8試合に出場してKO勝利を飾り、朝倉未来も「K―1チャンピオンレベルの蹴り」と認めた外枦保尋斗（そとへぼ・ひろと）はジムの後輩だった。

　今回が初出場となった外枦保。母が薬物中毒で警察に通報した経験があり、現在刑務所にいる母のためにブレイキングダウン参戦を決意した。

　城戸は「ブレイキングダウンファンからしたら“凄い家庭で育った尋斗”っていう感じかもしれないけど、俺から谷山ジムの後輩がブレイキングダウンに出てる感じ」と語った上で外枦保との出会いについても説明した。

　外枦保は過去5戦5勝ということもあり、試合前からブレイキングダウンの中ではトップクラスの実力と評価していた城戸。「試合前からどんな風に戦うのかと注目してた。バリバリ強かったね。体幹の強さが出てて素晴らしかった」と試合の感想を伝えた。外枦保自身は1分間で戦う難しさがあった。「僕は“作っていくタイプ”なので1分で出し切るのが難しかったですね」と語りつつも、緊張しすぎて何も覚えてなかったという。

　城戸は「これからも頑張ってお母さんを救おう！」と言葉を贈った。外枦保も「めちゃくちゃいいお母さんなので…」とつぶやくと城戸も外枦保がジムの見学に来た際に対面しているため「そうだよね。対面した時もそんな風に見えなかった。そういう気持ちがあって尋斗が出てる事はめっちゃいいと思う。もっと頑張ってほしい」と応援した。