ジェシー・ロドリゲスが2階級制覇へ4・8に王座決定戦　兄フランコは井岡と引き分け

兄ジョシュア・フランコと井岡一翔の統一戦で来日したジェシー・ロドリゲス（撮影・中出健太郎）
Photo By スポニチ

　プロボクシングの前WBC世界スーパーフライ級王者で現WBO世界フライ級1位のジェシー・ロドリゲス（22＝米国、帝拳）が、4月8日に地元の米テキサス州サンアントニオで同級2位クリスチャン・ゴンサレス（23＝メキシコ）とWBO世界フライ級王座決定戦を行うことになった。米スポーツ専門局ESPNが3日、関係者の情報として報じた。WBO世界フライ級王座は中谷潤人（25＝M・T）がスーパーフライ級転向のため昨年10月に返上したもの。ジェシー・ロドリゲスは17戦全勝11KO、クリスチャン・ゴンサレスは15勝5KO1敗。

　ロドリゲスはライトフライ級の試合を予定していた昨年2月、選手の病気欠場により急きょ2階級上のWBC世界スーパーフライ級王座決定戦に出場。元王者カルロス・クアドラス（34＝メキシコ、帝拳）に判定勝ちして世界王者となり、その後2度の防衛に成功。適正階級のフライ級へ下げての2階級制覇を目指し、昨年10月に王座を返上していた。

　軽量級の次期スーパースターと期待されるロドリゲスは昨年末、WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔（33＝志成）との王座統一戦で引き分けた兄のWBA世界スーパーフライ級王者ジョシュア・フランコ（27＝米国）に同行して来日。都内の帝拳ジムでWBC世界ライトフライ級2位・岩田翔吉（26＝帝拳）とのスパーリングなど練習を行っていた。