【徳山ボート G2モーターボート大賞】堀本和也 バックで伸び返してG2初制覇 クラシック出場権ゲット

[ 2025年3月24日 18:31 ]

G2初制覇を達成。優勝カップを手に笑顔の堀本
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 ボートレース徳山のG2「モーターボート大賞スター候補チャレンジマッチ」優勝戦が行われた。堀本和也(35=徳島)が2コースから差してバックで伸び返し、先頭に立って押し切りG2初制覇。来年のSGクラシック(26年3月24~29日、蒲郡)の出場権を手にした。

 「スター候補チャレンジマッチ」と銘打った今節。まさにニュースターが誕生した。特別競走初優出の堀本がうれしいG2初制覇だ。

 並びは全艇枠なり3対3で落ち着いた。2コース堀本はコンマ11のトップスタート。それでも1号艇の寺田がコース有利に1M先取り。しかし、まさかのターン漏れ。堀本にとっては絶好の差し展開となった。

 ところが好機を生かせない。「1マークは落としすぎて3号艇(板橋)に凄いターンをされた。(自分は)残念でしたという感じでした」。一瞬、敗退も頭をよぎったが、そこからの巻き返しが凄かった。バック先行する板橋を素早く捉えて2M先取り。そのまま先行態勢を築いて、Vゴールまで駆け抜けた。

 「準優から足は仕上がっていたし、出足、回り足は強力だった。エンジンに助けられた。2マークもしっかり回れて良かった。本当にうれしい。でも、まだ優勝した実感はない」

 これで来年3月に開催されるSGクラシックの出場権もゲット。今後の目標を聞かれると「次のステップ、上のクラス(記念戦線)で頑張りたい。また舟券に貢献できるよう一生懸命頑張ります」と力強く語った。

 ◇堀本 和也(ほりもと・かずや)1989年(平元)4月2日生まれ、徳島県出身の35歳。徳島支部所属。111期生。12年11月、鳴門でデビュー。17年8月の鳴門で初優勝。今回が特別戦初制覇。通算4V。主な同期は安河内将、高倉和士、中村晃朋、木村仁紀ら。1メートル68、53キロ。血液型A。

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