【尼崎ボート オール兵庫王座決定戦】吉田俊彦 初の兵庫№1

[ 2024年8月14日 18:11 ]

オール兵庫初制覇を達成した吉田俊彦
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 ボートレース尼崎の「第52回オール兵庫王座決定戦」は14日、第12Rで優勝戦を行い、吉田俊彦(46=兵庫)がイン逃げ勝利。オール兵庫初制覇を達成した。吉田の優勝は今年4回目、通算67回目、尼崎では22回目となる。2着は3コースから握った和田兼輔。6枠数原魁との激戦を制した吉川元浩が3着に入った。

 内2艇の吉田と和田拓也がマイナスチルト、3号艇・和田兼が0.5、4~6号艇の藤岡、吉川、数原がチルト1で臨んだ。6号艇の数原が伸びるため、チルトアップで応戦した格好だ。イン吉田は「かなり遅かったですね」とコンマ21のしんがりスタートだったが「先に回してもらえたので何とか。(エンジンは)良かったですね」と銘柄機の後押しも受けて先マイを決めた。3コース和田兼が外を続いて、焦点は3着争い。数原と吉川の大激戦となったが、吉川が巧腕で数原を退けた。

 吉田のエンジン「4」はグラチャン優勝機(土屋智則)でボートも同じ“グラチャンセット”。「土屋くんと同じSG料金が欲しいな(笑い)。最初は伸び寄りでしたが徐々にバランスを取っていって。オール兵庫の優勝は特別意識はしていなかったです」。クールなセンプルプリンスが、歴代覇者に新たな名を連ねた。

 ◇吉田 俊彦(よしだ・としひこ)1978年(昭53)6月28日生まれ、兵庫県出身の46歳。兵庫支部の86期生として2000年5月、尼崎で初出走。10年1月の尼崎57周年でG1初V。11年5月の尼崎オールスターでSG初優出。通算280優出67V、G1は27優出3V、SG5優出。1メートル67、52キロ。血液型O。

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