【久留米競輪「G3第29回中野カップレース」】新田 本領の猛スピード(11R)

[ 2023年6月25日 04:50 ]

機動力の違いを見せつける新田
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 「G3第29回中野カップレース」は24日に開幕し、初日は東西の強豪が集まる特選をメインに一次予選11個レースが行われた。注目の特選12Rは新山を先頭にまとまる北日本勢が先制したが、吉田が4番手2角捲りを決め快勝。マーク坂井が2着に入り茨栃ワンツーが成立した。2日目は6~12Rで二次予選。注目は11Rに登場する新田祐大(37=福島)だ。

 <久留米11R> 初日特選の新田は突っ張った新山の番手回りだったが5着。この一戦は伊藤、黒沢、取鳥が別線に控えるコマ切れとなるが、新田には成田―阿部が続きラインが強固。得意の捲りで決着だ。番手が成田なら差し切りも可能で(9)=(1)が本線。動ける隅田が取鳥に乗れるだけに警戒必要。(9)(2)、(1)(2)と(2)(7)が押さえる。伊藤も悪くない印象。格上相手だが、かまし、捲りで波乱を呼び込む。

 (1)成田和也 再度、新田君にしっかり付いて。

 (2)隅田洋介 いいところを回れたし行けると思ったんだけど…。取鳥君へ。

 (3)伊藤旭 疲れを感じるし反応が鈍い。津村さんの前で頑張る。行けるところから自力を出したい。

 (4)黒沢征治 1回切ってそこから勝負だと思った。脚は上向いてる感じ。流れに対応して自力勝負。

 (5)阿部拓真 落車明けにしては悪くない感じ。北日本の3番手を固める。

 (6)表原周 迷ったけど空いてる黒沢君に付ける。

 (7)取鳥雄吾 長い距離を踏んで持たなかった…。また自力で組み立てる。

 (8)津村洸次郎 取鳥君のおかげ。番手で自分の仕事もできた。伊藤君へ。

 (9)新田祐大 タイミングを失敗した。北日本ラインの先頭で自力勝負。

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2023年6月25日のニュース