【東京8R・東京ジャンプS】6番人気ジューンベロシティ重賞初制覇　西谷「完璧なレース」

＜東京ジャンプS＞レースを制したジューンベロシティ（右手前）＝撮影・村上　大輔
Photo By スポニチ

　後方から運んだ西谷騎乗の6番人気ジューンベロシティ（牡5＝武英、父ロードカナロア）が、ゴール前差し切って重賞初制覇を飾った。西谷は「（前走で）中山グランドJにトライした調教師の判断が良かった。スキルが上がっている」とまずは陣営を称えた。その上で「向正面で外に出して上がっていった。4角では1番人気馬の手応えが怪しかったので、前に目標を切り替えたらしっかり伸びてくれた。完璧なレース。暮れが楽しみ」と中山大障害（12月23日）を見据えていた。

　◆ジューンベロシティ　父ロードカナロア　母アドマイヤサブリナ（母の父シンボリクリスエス）18年4月10日生まれ　牡5歳　栗東・武英厩舎所属　馬主・吉川潤氏　生産者・北海道浦河町のヒダカフアーム　戦績28戦5勝（うち障害6戦3勝、重賞初制覇）　総獲得賞金9063万3000円　馬名の由来は冠名＋速度。