【取手競輪F1・初日特選12R】山崎芳仁が決意の前回り「武田さんを3番手にするのは違う」

前回りに決意の表情を浮かべる山崎芳仁
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　＜取手F1初日S級特選＞G19勝を誇る山崎芳仁（44＝福島・88期）が同期の前で気合を入れた。G1後で好メンバーがそろった今開催。中でも特選は和田真久留に和田健太郎の南関、畑段嵐士に椎木尾拓哉の近畿勢。そして町田太我、地元の武田豊樹、山崎と超豪華メンバーが集った。徹底先行の町田に誰かが付くかと思われたが、和田真、畑段ともに先頭でやることを宣言。すると武田が「やまちゃん（山崎）に任せるよ。町田君に付いて自分は3番手でもいい」と同期を目標に使命。その後、山崎は武田と話し合い「自分でやります」と力強く話した。先頭でやる理由を尋ねると山崎は「武田さんを3番手にするのは違うと思った。今は他地区にも付いているし、自分と町田君の2人なら付いたかもしれない。ただ、地元の武田さんに任されてそれはできない」と説明。2人合わせてG116冠の88期タッグはファンとして見逃せない。山崎は「任された以上は1周くらいは仕掛けるつもりでいきます。レースが終わってファンが喜んでくれるような連係ができたらいいですね」とニヤリと笑った。