Night Tempo「昭和グルーヴ」シリーズ第20弾はスペクトラム!リエディットMVも公開

[ 2025年5月21日 11:00 ]

今年はフジロックフェスティバルや北海道のJOIN ALIVEといった夏フェスへの出演が決まっている韓国人プロデューサー兼DJのNight Tempoによる、昭和ポップスの大ヒットから隠れた名曲まで、独自の視点で選曲、令和にアップデートする人気シリーズ「昭和グルーヴ」。2019年の第1弾、Winkの昭和グルーヴから数えて20作目となる「スペクトラム – Night Tempo presents ザ・昭和グルーヴ」が本日配信された。

記念すべき第20弾では、1979年から2年間だけ活動した伝説のブラス・ロック・バンド、スペクトラムをピックアップ。1970~80年代にかけ、サザンオールスターズをはじめ数多くのロック・ポップス系アーティストのレコーディング・ライブに引っ張りだこの、日本初の管楽器だけのユニット「ホーン・スペクトラム」の新田一郎(trp、voc)を中心に精鋭のミュージシャンが集結。

1979年LA録音による1stアルバム発表から、1981年日本武道館での解散コンサートまでの約2年間、3人のホーンセクションをフロントに、タイトで歯切れの良いブラス・サウンドを打ち出し、新田一郎の独特のファルセット中心のヴォーカル、16ビートのリズムなど、アメリカのR&B/ファンク・ミュージックのスタイルを日本にいち早く取り入れたバンドである彼らの代表曲2曲をNight Tempoが公式リエディット。

「トマト・イッパツ」は1979年8月にデビュー・アルバム「SPECTRUM」と同時に発売となった彼らのデビュー・シングルにして代表曲。Night Tempoは既に自身のライブ用にフューチャー・ファンクヘリエディットしたバージョンでフロアを沸かしていたが、遂に公式でのリエディットが発売となった。

「F・L・Y」は、日本のアニメ・カルチャーを紹介する海外のインフルエンサーによる動画のBGMに使用されたことで、昨年末から海外でのサブスク、YouTube等の再生回数が急上昇、ストリーミング再生回数3,000万回超え、TikTok総再生回数約20億回超え(5月16日現在)、そしてBillboard JAPANの「Japan Songs(US)」で4位にランクインするなど海外でバズっているこのナンバーを若い世代や海外のオーディエンスを意識して、よりグルーヴィー且つタイトにリエディット。

今回のリリースを記念して、彼が手掛けた「トマト・イッパツ (Night Tempo Showa Groove Mix)」のMVが公開となった。過去のスペクトラムのライブ映像をふんだんに使用した公式リエディットMVとなっている。

また、日本の新たな玄関⼝「高輪ゲートウェイ」駅前に今年3月27日から4ヶ月間期間限定でオープンしている新たなベニュー「ZERO-SITE Takanawa Gateway」にて、今週土曜日5月24日にリリース・パーティー「SPECTRUM」が開催される。親交のあるフランスのフューチャー・ファンク・プロデューサー兼DJのVantageも出演、VJのMIKURU YAMASHITAと共に近未来感が溢れる空間でフューチャー・ファンクが鳴り響く、パーティーは見逃せない。

さらに、6月にはNHKの音楽番組「The Covers」への出演が決定している。中森明菜デビュー43周年の記念日5月1日に、東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催された「中森明菜Tribute Concert“明響”(めいきょう)」に後藤真希とシークレット・ゲストとして出演したNight Tempo。他にも杉山清貴、一青窈、星屑スキャット、ももいろクローバーZの玉井詩織、元日向坂46の影山優佳といった中森明菜の作品を愛する、ジャンルや世代を超えた豪華アーティストが登場し、彼女の名曲をカバー。アンコールでは客席に本人も登場し、大きな熱狂に包まれた一夜限りのスぺシャル・コンサートの模様が2週にわたり番組内で放送される。


◆Night Tempo コメント

個人的にとても好きでリスペクトしていたスペクトラム。彼らはきっと次のシティポップ・ムーブメントの中心になるだろうと、僕もいろいろなところで話してきましたが、こうして多くの人に知られるようになって、とても嬉しいです。そして昭和グルーヴ・バージョンとして公式リリースできることになり、このプロジェクトをずっと続けてきて本当に良かったです!



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