辛坊治郎氏　埼玉県虐待禁止条例改正案撤回を受け…議員報酬暴露　「仕事の方向性間違ってねえか？」

辛坊治郎氏
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　キャスター辛坊治郎氏（67）が11日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「辛坊治郎ズーム　そこまで言うか！」（月～木曜後3・30）に生出演。埼玉県議会の自民党県議団が9月議会に提出していた、子供だけでの留守番などを放置による虐待と定める「虐待禁止条例」の改正案を取り下げると発表したことに言及した。

　番組内で、同ニュースを取り上げた際に辛坊氏は「オブラートに包んで言いますけど…地方議員、程度悪いんだよ！」と声を荒げた。

　小学3年生以下の子供を登下校、子供だけで公園で遊ぶこと、子供だけでおつかいに出かけることを違反としていた案を受け「アメリカなんて基本スクールバスだからね。登下校に親なんかついてこない。日本はスクールバスなんかないじゃない」と比較。

　続けて「日本は子供が1人で街を歩ける治安の良い安心安全が売りだったはずで。政治家の責務としては子供が街を歩ける安心安全の街を作る方が役目じゃないか」と持論を述べた。

　また埼玉県議員の報酬について「改めて調べてみてびっくりしたんですが、月額92万7000円、ボーナスが年間483万8940円、合計支給額は年間1596万2940円」と明かし、議長や役職のある議員はさらにこの金額からかさ上げされるという。

　そのうえで「埼玉県議1600万円だよ年収。それで何？今回の条例。お前ら仕事の方向性間違ってねえか？子供が安心して公園で遊べる街を作るのが仕事であって、公園で子供を遊ばす親を処罰するのが仕事じゃないだろ」と怒りを示した。