「らんまん」万太郎、報奨金拒否!田邊教授は激怒「虫けら 後悔するぞ」史実は出禁…ネット喝采「本物」

[ 2023年7月5日 08:15 ]

連続テレビ小説「らんまん」第68話。田邊教授の提案を断る万太郎(神木隆之介)(C)NHK
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 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は5日、第68話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年度前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年度前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第68話は、田邊教授(要潤)は万太郎(神木隆之介)に「専属のプラントハンター」として雇うと提案し…という展開。

 万太郎を認めているからこその提案。田邊は生活の保証、新種発見の報奨金も口にした。しかし、新種発表を行うのは田邊。ロシアのマキシモヴィッチ博士が日本の植物を集められたのも、百姓の助手がいたから。「私が発表する時も(学名に)マキノイと入れてあげよう」――。

 田邊のために植物を探すのは「違いますき」と万太郎は断る。「寿恵子さんを誰にも渡しとうない、ということと同じことです」――。

 植物学教室への出入りを許してもらった「ご恩は忘れてはおりません」と感謝。しかし、田邊は「後悔するぞ。何の身分もない、何の保証もない、小学校も出とらん虫けらが何を言っても無駄だ!おまえは私にすがるしかない!」。万太郎は立ち上がり「わしが、やりますき!」――。田邊から目を逸らさなかった。

 田邊邸からの帰り道、万太郎は寿恵子に明るく励まされた。

 主人公のモデル・牧野富太郎博士は明治23年(1890年)、28歳の時、矢田部良吉教授らにより東京大学植物学教室への出入りを禁じられている。今作はどうなるか。

 SNS上には「万太郎、よく言った!」「ちゃんと断った万太郎、偉い!」「万太郎の植物愛は本物」「万太郎の権威に屈しない姿。本物の突破者だ」「留学しなよ、万太郎。世界の植物に会いに行くのもいいじゃないか」「田邊と袂を分かつ覚悟で断るのね」「パワーワード、万ちゃん」「竹雄の申し送り、完ぺきすぎたな…99条くらいあるんじゃないか」「一刻も早く帰りたい。寿恵子は寝床を用意。万太郎は植物。すれ違い(笑)」「万太郎、田邊教授の求愛を振り、夜は一人寝の新婚の嫁を悶えさせ」などの声が相次いだ。

 一夜明け、十徳長屋に現れたのは、幼なじみの佑一郎(中村蒼)。救世主となるか。

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