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亀田大毅氏「和毅の試合で一番良かった。感動した」 0―2判定負けで3階級制覇逃すも称賛

[ 2025年5月24日 18:56 ]

プロボクシングIBF世界フェザー級タイトルマッチ   王者 アンジェロ・レオ(米国)<12回戦>同級1位 亀田和毅(TMK) ( 2025年5月24日    インテックス大阪 )

<アンジェロ・レオ×亀田和毅>判定で敗れて肩を落とす亀田(右)と父・史郎氏(撮影・北條 貴史)
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 亀田3兄弟の三男・和毅(33=TMK)がIBF世界フェザー級王者アンジェロ・レオ(30=米国)に0―2の判定で敗れ、日本人8人目の3階級制覇を逃した。元WBO世界バンタム級、元WBC世界スーパーバンタム級王者の亀田和は19年7月以来5年10カ月ぶりの世界戦だったが、世界王座返り咲きはならなかった。

 序盤のジャブの差し合いで優位に立てなかった和毅は、中盤から打ち合いを挑んで流れを変えた。自身も被弾しながらもボディーを効かせ、ガードの上からでもフックを叩き込み、最終12回まで激しく打ち合った。

 しかし、ジャッジの採点は2人が115―113、116―112でレオを支持し、1人は114―114。レオの勝利としたジャッジは2人とも4回までフルマークをつけており、序盤の失点を取り戻すことができなかった。

 和毅は試合後、リング上で四方に手を合わせて謝罪。トレーナーを努める父・史郎氏に肩を抱かれながら引き揚げた。ライブ配信したABEMAで解説を務めた3兄弟の二男で元世界2階級制覇王者の大毅氏(36=K WORLD3ジム会長)は、序盤の展開を悔やみながらも「和毅の試合で一番良かった。感度した」と称賛の言葉を贈った。

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