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【プロボクシング】飯村樹輝弥は2年半前の雪辱狙う 東洋太平洋フライ級タイトルの計量パス

[ 2025年5月2日 16:19 ]

東洋太平洋フライ級タイトルマッチ12回戦   王者・飯村樹輝弥《12回戦》同級1位エスネス・ドミンゴ ( 2025年5月3日    東京・後楽園ホール )

東洋太平洋フライ級タイトルマッチに臨む王者・飯村(左)と挑戦者ドミンゴ
Photo By スポニチ

 前日計量が2日に行われ、王者・飯村樹輝弥(27=角海老宝石)が50・5キロ、挑戦者エスネス・ドミンゴ(26=フィリピン)が50・3キロで、ともに一発でパスした。

 初防衛戦を迎える飯村にとっては、願ってもない相手となった。ドミンゴには、22年10月のノンタイトル戦で6回TKO負けした。「プロとして連敗は許されない。あの1敗を成長に変えたい」と、プロ唯一の敗戦を喫した相手との雪辱戦へ強い思いを話した。

 2年半前の敗戦の原因は「メンタル」とひと言で話す。「あの敗戦で、ボクシングへの姿勢が変わった。すべてを変えてくれた」。大事な1戦を前に「これ以上ないぐらい、練習をやってきた」と強い視線を見せる。

 フライ級も2団体で日本人が王座を占めるなど、世界で活躍する選手が多い。「そこに入っていきたいと思っていた。でも、あす勝たないと先は見えてこない」。世界へ名乗りを上げるためにも、乗り越えなければいけない相手。飯村は「絶対、勝ちます」と繰り返した。

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