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尚弥・拓真のいとこ、井上浩樹が1年1カ月ぶり復帰戦 「寝たら辞めるのやめました」

[ 2025年2月13日 17:08 ]

会見に臨んだ井上浩
Photo By スポニチ

 井上尚弥、拓真のいとこで元日本・東洋・WBOアジアパシフィック・スーパーライト級王者の井上浩樹(32=大橋)が13日、都内で会見し、3月31日に東京・後楽園ホールで行われる「Lemino BOXING PHOENIX BATTLE 132」で1年1か月ぶりの復帰戦を行うことを発表した。

 ミハエル・レスニコフ(ベトナム)と対戦が決まった井上浩は「しっかり見ていないが、ベトナムのジムで練習して、ロシア出身で強烈なロシアンフックに警戒しながら練習していこうと思う」と意気込んだ。

 井上浩は2024年2月、WBOアジアパシフィック同級王者として東洋太平洋同級王者・永田大士(35=三迫)と統一戦を戦い0―2の判定で敗戦。試合後、引退を表明していたが、「負けて正直、精いっぱい頑張ったので、もう思い残すことはないと思い、“辞めます”と言ったが、一晩寝たら気持ちは全く変わっていて、なんで辞める必要があるんだと。それから練習していました」と即、再起へ向けて気持ちを切り替えたという。

 スーパーライト級時代は10キロ以上減量していたが、今回は67キロ契約。その後も「ウエルター級で戦っていく。一番は応援してくれる人に試合を見せたいという気持ちが強い。減量がなくなったことで、楽しくボクシングをしたいし、足も使えると思う」と前を向く。

 大橋秀行会長は「すぐ練習していたし、ブランクは心配していない。内容が問われる試合になると思う」と今後については今回の復帰戦の内容次第だという。
 

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