×

19歳の末松が涙の準優勝 「リベンジするときはKOで勝つ」

[ 2025年2月9日 18:09 ]

K-1女子アトム級王者決定トーナメント決勝で松谷に敗れた19歳の末松。悔し涙を浮かべた
Photo By スポニチ

 「K-1 WORLD MAX2025」は2月9日、東京・国立代々木競技場第2体育館で行われた。K-1女子アトム級王座決定トーナメント決勝は現Kursh女子アトム級王者の松谷綺(ALONZA ABLAZE)に19歳の末松晄(K.I.K team BLADE)が判定0―2で敗れ、初の戴冠はならなかった。

 決勝は1ラウンド(R)は末松の距離からパンチを出し、ペースを握る。しかし、2Rから相手のローキックから前に出てこられ、パンチが当たらない。

 最終Rも両者の意地の張り合いでパンチを繰り出す。残り1分、偶然のバッティング。「足が効かされて蹴れなかった」とパンチのみで最後まで攻め続けたが、微妙な判定負けだった。「勝ちたかったが勝てなくて悔しい」と目は真っ赤。

 決勝の松谷には「ずっとやりずらくてあんまり自分の動くができなかった」と唇をかむ。最後はローキックで蹴りが出せずパンチだけになったのを反省する。優勝した松谷には「高く見ていたが、差はそんなになくリベンジするときは倒したい」と次に戦うときはKOでの完全決着を誓っていた。

続きを表示

「井上尚弥」特集記事

「那須川天心」特集記事

2025年2月9日のニュース