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KG大和ジム片渕会長の長男・龍太「ワクワクした」 2回TKO勝ちで東日本新人王決勝進出

[ 2024年9月20日 19:45 ]

プロボクシング東日本新人王トーナメントライトフライ級準決勝 片渕龍太(KG大和)《TKO2回2分42秒》関根健太(ワタナベ) ( 2024年9月20日    東京・後楽園ホール )

2回TKO勝ちした片渕
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 東日本新人王準決勝が行われ、KG大和ジム片渕剛太会長(50)の長男の龍太(20=KG大和)が2回2分42秒TKO勝ちで決勝進出を果たした。

 立ち上がりからプレッシャーをかける関根の左フックを被弾。手数で勝る相手にやや劣勢にも見えた片渕だったが「ガードの上を打たせて、相手の様子を見ていた」と冷静に試合を進めた。2回には接近戦からコーナーでカウンターの右を合わせダウンを奪うと、レフェリーがカウント途中で試合をストップした。

 「練習していたパンチを出せた。インファイトも苦手な訳ではないので焦りはなかった」と涼しい顔。元日本ランカーの父・剛太会長も「左フックは怖かったので、右のガードを上げようとは伝えた。不利な感じは全然しなかったし、どこかでパンチは当たるな、と思って見ていた」と振り返った。

 7月の前戦はフルマークの判定勝ちもKOは奪えず。2戦ぶりのKO勝利で決勝進出を決め「強い相手と本気で殴り合えてワクワクした。ただ打たれるボクシングはあまりしたくないですね」と苦笑い。「ここまで来たらもう強い奴しかいない。しっかり対策して東日本新人王になれたらいい」と11月3日の決勝の舞台を見据えた。

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