井上尚弥　来年にもVS中谷潤人実現か　ボブ・アラムCEO「歴史的で一番大きな日本の試合になる」

4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ （ 2024年9月3日    有明アリーナ ）

＜ボクシングダブル世界タイトルマッチ会見＞登壇者全員でフォトセッション。（前列左から）井上真吾トレーナー、大橋秀行会長、井上尚弥、ボブ・アラム氏、TJ・ドヘニー、マイク・アルタムラプロモーター、ヘクター・バミューデスチーフトレーナー（後列左から）佐々木尽、カミル・バラ、イスマエル・バロッソ、平岡アンディ、八重樫東トレーナー、武居由樹、比嘉大吾、野木丈司トレーナー（撮影・村上　大輔）
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　ダブル世界戦の公式会見が31日、横浜市内のホテルで開かれた。世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥（31＝大橋）と、挑戦者で元IBF同級王者のTJ・ドヘニー（37＝アイルランド）が顔を合わせた。

　会見には井上とプロモート契約を結ぶ米興行王手トップランク社のボブ・アラムCEO（92）も出席。井上とドヘニーの対戦について「井上は日本だけでなく世界のスーパースター。だからこそ対戦相手は常に今選べる一番最強で、一番危険な選手でないといけない。みなさんは日本でドヘニーが3回試合をしたのを見ているだろう。全てKOで勝利している。モンスターが素晴らしいパフォーマンスしをて勝つとしても、（ファンが）難しい相手だった、と話すと思う。だからこそ火曜日の夜に何が起こるか楽しみ」と笑みを浮かべた。

　会見後には井上の今後の展望について言及。次戦は日本開催の意向を明かし「私の計画としては、来年は米国で試合をしたいと思っている。（大リーグ・ドジャース）大谷選手が試合をするときいろんな日本の方が来る。例えばラスベガスで試合をして、たくさんの方に来ていただいて興行ができるかな」と米ラスベガスのTモバイル・アリーナやMGMグランドでの開催の話を進めているという。

　またWBC世界バンタム級王者の中谷潤人（26＝M・T）との対戦の可能性について「I　Belive（信じている）」と話し、「うまくこのままいけば来年、井上対中谷の試合が歴史的で一番大きな日本の試合になるでしょう」とし「それを実現するまでにいろいろ全部（うまく）進んでいかないと難しいですね」と計画を明かした。