【ボクシング】王者・川満俊輝 初防衛戦へ「強くなるために乗り越える」 安藤は阿部麗也に負けじ活躍誓う

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【プロボクシング日本ライトフライ級タイトルマッチ10回戦(2024年5月4日 東京・後楽園ホール)】
日本ライト級タイトルマッチの前日計量が3日、都内で行われ、王者・川満俊輝(28=三迫)は48・8キロ、挑戦者・安藤教祐(31=KG大和)は48・9キロでパスした。
宮古島初の日本王者・川満は初防衛戦。両者は21年1月にフライ級8回戦で対戦し、川満が1回46秒TKO勝ちをしているが「前回戦った選手だったので、気持ちの整理があまりできなかった」と意外にも弱気な発言。
6日に世界戦に臨む、WBA世界フライ級王者ユーリ阿久井政悟(28=倉敷守安)や同級3位の桑原拓(29=大橋)、さらには日本同級王者の飯村樹輝弥(26=角海老宝石)らと約100ラウンドのスパーリングを行いながら徐々に気持ちも高め「今は気合が入っている。強くなるために乗り越えなければいけない一戦。心を折るボクシングをして気持ちを削って倒したい」と力を込めた。
一方、雪辱に燃える安藤は「やれることはやった。リベンジなのでめちゃくちゃ対策はやってきた。前回負けてからこのためにやってきた」と2度目のタイトル挑戦へ気合十分だ。
タイトル初挑戦となった昨年5月にWBOアジア・パシフィック同級王座決定戦では元世界王者の山中竜也(29=真正)に大差判定負けを喫した。「対元世界王者だったので、見上げて後手後手になってしまった」と反省する。
同門で同じ「プレス工業」に勤務する阿部麗也(31)は今年3月に世界初挑戦。8回TKO負けを喫したが「今のジムでやっていれば世界にいけると刺激になった」と戦友の活躍を力に変える。
その阿部からのすすめで、試合当日は衝撃が伝わりやすいとされるレイジェス社製グローブを使用する。「次は自分が勝ってジムを盛り上げたい。倒してリベンジしてベルト奪取したい」と力強く話した。
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