中谷潤人「来年めどに」バンタム級挑戦へ 3階級制覇目指し井上拓真と対戦する可能性も

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プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者の中谷潤人(25=M・T)が来年中にバンタム級に挑戦する意思を示した。
6日に一日消防署長を務めた相模原市で「来年をめどに(階級を)上げていきたい」と構想を明かした。
大差で判定勝ちした9月の初防衛戦後には、他団体との統一戦が実現しなければ、バンタム級に上げて世界3階級制覇を狙う可能性を示唆していた。この日も「(転級は)まだ迷っています」と明言を避けた上で、今週から転級を視野に入れたフィジカルトレーニングを開始したことを報告。「今の時期何もやっていないと(階級を)上げる時に大変なので。ある程度基礎的なものをつくって、いつでも上げられる状態に仕上げたい」と未定の次戦に備えている。
転級となれば世界3階級制覇を目指すとともに、WBC&WBO世界スーパーバンタム級王者“モンスター”井上尚弥(30=大橋)の弟、WBA同級王者・拓真(27=同)と対戦する可能性も浮上する。それだけに26戦全勝19KOの“ネクストモンスター”の決断に注目が集まる。
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