元アマ3冠・木村蓮太朗 “新たなスタイル”で5戦ぶりKOに自信 「フィットすれば上までいける」
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ボクシング元アマチュア3冠で日本フェザー級6位の木村蓮太朗（26＝駿河男児）が、7日のスーパーフェザー級8回戦でジェイソン・ブエナオブラ（29＝フィリピン）と対戦する。
初のフィリピン人選手との対決へ、6日の前日計量はリミットの58・9キロでパス。「少しクセもある相手だがパワーはなさそう。プレッシャーをかける展開で4、5回くらいで下を効かせて倒せれば。いちばん良い勝ち方をしたい」と力を込めた。
新たなスタイルを見極める試金石とする。強打を武器にプロデビューから3戦連続でKO勝ちしてきた木村だが、昨年2月に8回判定負けした前田稔輝（27＝グリーンツダ）戦から2戦連続で序盤に左拳を負傷。パンチの衝撃を受け続けた左拳は悲鳴を上げていた。「遠い距離から打つ左を武器にしていたが、この戦い方を続けるとどんな相手にも苦戦してしまう」と前戦5月の試合以降は左拳に負担をかけない攻スタイルに取り組んだ。「腕を折りたたむ意識で、ガードを固めながらジャブで突いて中間距離で戦うイメージ」と明かし「これがフィットすれば上までいけると思っている」と手応えを口にする。
「大学時代から重量級ともスパーリングをやってきたし、昔から打ち合いは苦手じゃない。プロになって距離を取り過ぎた感じもあるし、逆に昔のスタイルに戻していこうと思う」と原点回帰で2連勝を呼び込む覚悟だ。
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