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ボクシング昨年ミニマム級全日本新人王・石井武志 12日に初の世界ランカー相手「倒したら一番おいしい」

[ 2023年9月11日 22:06 ]

前日計量をパスした石井(左)とリト・ダンテ
Photo By スポニチ

 プロボクシング昨年のミニマム級全日本新人王で同級7位の石井武志(23=大橋)が11日、同級8回戦(12日、東京・後楽園ホール)の前日計量に臨み、リミットの47・6キロでパス。一回目は50グラムオーバーも、二度目はパンツを脱いで無事にクリアした。

 対戦相手のリト・ダンテ(33=フィリピン)は元東洋太平洋王者で現WBC世界ミニマム級15位の難敵。プロ8戦目で初の世界ランカーと対峙(たいじ)する石井は「キック時代通しても一番強い相手」と警戒した上で「勝つことがいちばん。長いラウンド戦えるというのをまず見せたいし、最終的に倒したら一番おいしいかな」と笑った。

 ここまで7戦7勝6KOと強打を武器に3戦連続KO勝利中。早期のKO決着がほとんどで5回以上を戦った経験はなく「自分のイメージは序盤振り回して、後半バテるだろうとみんな思ってると思う」と笑うが「8ラウンド最後まで振り切れるところを見せたい」と体力強化に努めてきた成果を生かす構えだ。

 最終目標の世界挑戦へ「一番今回がアピールできるチャンスだと思っている」と話し、「まずこのチャンスを(大橋)会長につくっていただいたことに本当に感謝している。その期待に応えるのはやっぱりKOだと思っている。会長が期待するKOを再現したいです」と高らかに宣言した。

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2023年9月11日のニュース